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漆喰(しっくい)

当社の内壁は、「漆喰」を標準としています。
なぜ、我々が漆喰を標準仕様にしているかと申しますと、漆喰は石灰に”麻スサ”や”のり”などを混ぜたもので、耐火性・耐久性が高い自然素材で、人体に悪影響を与えず、環境に負荷を与えない優れた素材なので当社の家づくりのコンセプト「健康・安心・安全」にとても合致した素材だからです。
漆喰の持っている性質の一つとして、強アルカリ性による、ホルムアルデヒト等の吸着し分解する性質があります。ホルムアルデヒドなどは、酸性であり、漆喰の細かい無数の穴に吸着されると、漆喰の強アルカリ性によりホルムアルデヒドの酸性が失われ無害な物質へと変わります。
きれいな空気を作る一番の功労者が漆喰なのです。空気の浄化作用だけでなく、建築基準法では不燃材料として規定されており、社会的にも認められた耐火性を有していることが分かります。昔のお城や蔵にも使われていた理由が分かります。
漆喰の特徴
- 調湿性を有し、吸湿放湿性に優れている。
- 二酸化炭素と結合して、100年間に渡って硬化し、より強く固くなる。
- 汚れが少ない。(最近になって、タバコの臭いやヤニの汚れなどもビニールクロスに比べて、付着しにくい特性を持っていることが分かってきました。)
- 一流の左官職人さんによる、コテ模様で自然な風合い。
- うえから塗り替えによる補修が簡単。
- 静電気を帯びにくい。
このようにいい事づくめな素材なのに、漆喰を代表とする温式工法は調合や現場での水塗りなど手間と時間がかかるために敬遠される傾向にありました。しかし、篠田工務店ではムダを省き良質な漆喰を採用し省時間・省コストの漆喰壁をお客様に手の届く価格でご提供いたしております。
現代の名匠 有限会社長谷川左官工業 長谷川哲義社長

長谷川社長は、平成6年労働大臣表彰「現代の名工・卓越技能者表彰」、平成9年黄緩褒章受賞、平成12年日本左官業組合連合会理事就任、平成14年第37回左官職人世界大会(スイス、ザンクトガレン)チーフエキスパート(審査委員長)と、数え上げたらきりがない程、その世界では有名人。
群馬テレビ「風人の画布」にも「現代の名工、世界の長谷川」として紹介されております。社員の方には第33回技能五輪全国大会優勝の岩村充敏さん、第45回技能五輪全国大会優勝の萩原由彦さんをはじめ、優秀な方がそろっております。当社とは先代からのお付き合いで当社のこだわりの「漆喰壁」を塗っていただいております。